利用しやすい民事司法を目指して

お知らせ

民事司法を利用しやすくする懇談会 設立趣意(要約)

 司法制度改革推進計画が閣議決定されてから10年が経過し、様々な分野で改革が進められました。しかし、民事司法分野においては、改革の成果が、必ずしも国民に広く実感されるものとはなっていません。
 民事裁判や、行政訴訟、基盤整備等の諸課題は、司法に関わる専門家のみが検討して結論を出すべきではなく、利用者である国民の意見を広く聞いて、議論することが必要と考えます。
 司法制度改革が目指した法の支配が隅々に行き渡る社会の構築、そのために利用しやすく頼りがいのある公正な民事司法の実現を実感できるものとすることが、私たちの共通の課題です。
 私たちは、そのような認識に立って、民事司法の分野において積み残された課題を整理し、国民の法的ニーズに応えるには何をなすべきかを、国民各方面の意見を聴いて真摯に検討した上で、改革の実現に向けた取組を進めるために、「民事司法を利用しやすくする懇談会」を設立しました。
(詳しくは「民事司法を利用しやすくする懇談会設立趣意」をご覧ください。)